北海道ワイン事情❸ 産声を聞くように
2017.12.28
ある造り手の処女作の口開けの瞬間に同席し、ご相伴に預かるという、極めて貴重な経験をさせてもらいました。場所は岩見沢の日の出、造り手の名前は千葉信児さんといいます。エチケットのイラストがキュートな「ヒノデダンケ ブラン2016」は、6つの品種から造られた白ワインで、生産本数はわずか115本とのこと。 千葉さんのブドウ畑。すぐお隣には千葉さんが世話になった宝水ワイナリーがある。 道道30号線沿いの東向きの斜面に千葉さんのブドウ畑は広がっていました。作業小屋の前の平地にわれわれのためのテントが張られており、ストーブで暖められたその中で「お披露目」が...