『鍋料理でぽっかぽか。冬野菜をいっぱい摂ろう!〜おいしい日本ワインとともに〜』
2019.12.23
みなさん、こんにちは!
野菜ソムリエプロの吉田めぐみです。
いよいよ、2019年も残り少なくなって参りました。
師走。という言葉通り、
今月は1年の内で、1番慌ただしく、忙しく過ぎていく月かと思います。
行事もいっぱい!
クリスマスに、お正月準備・・・
そして、
インフルエンザなども猛威をふるう時期ですので、
是非、しっかりと栄養もとりつつ、
元気に年越しをしたいものですね♪
ということで、
今回のコラムでは、
『鍋料理でぽっかぽか。冬野菜をいっぱい摂ろう!〜おいしい日本ワインとともに〜』
というテーマで、
お話しをしていきたいと思います。
鍋料理は、
野菜を手軽にたくさん摂ることが、
できますよね!
何より調理が簡単です。
白菜、春菊、水菜、ニラ、ニンジン、長ネギ、大根、小松菜、ホウレンソウ・・・
いろいろと鍋に使う野菜が思いつくと思いますが、
実は鍋に使う殆どの野菜が冬野菜なのです。
旬のものを食べるのが、とっても身体に良い!
それはよく言われている事ですが、
例えば、人は、冬になると、クマやリスなどの動物と同様、
冬眠状態に入ると言われています。
とはいえ、
春が来るまで、
グウグウ寝て過ごす、ということではありませんが、
たとえば、
新陳代謝が悪くなったり、消化が悪くなったり・・・
身体が休む方向へとシフトしていくのです。
だから、
これからの時期に起こりうる現象として、
「正月太り」
というのが起こったりします。
そんなときに、
食べたいのが、旬の野菜である、冬野菜!
冬野菜である、根菜類は、食物繊維が多いので、消化を助けてくれる効果があります。
また、白菜や大根などは、身体を温めてくれる作用があったり、
そして、どの季節よりも、
冬野菜は、ビタミンCを多く含んでいる野菜が多いということで、
風邪予防にも大変効果的!
ですので、
毎日、冬野菜を摂取することが大事になってきます。
また、ビタミンCは鍋料理にすると、流失する可能性もありますが、
鍋料理は、最後、シメで雑炊にしたり、麺を入れて食べたりして、つゆまでいただくかと思いますので、効率的にビタミンCを摂取する事ができます。
そんな鍋料理と一緒に美味しいお酒もぜひ!
鍋と言えば、日本酒!と思われがちですが、
ここはぜひワインで合わせて♪
ワインも日本のワインでぜひ!
漫画『神の雫』でも、近年、日本ワインが取り上げられており、
日本ワインに大変注目が集まっておりますが、
鍋料理におすすめなのは、日本ワインの中でも、
甲州という白ブドウ品種が特におすすめ!
また、可能ならば、昆布だしに白ワインを使い、
ちょっとオシャレな和風鍋はいかがでしょう?
甲州の白ワインを隠し味に使って作った鍋と、
甲州の白ワインを合わせると、
最高のマリアージュになります♪
是非この冬、おいしい日本ワインとともに、
鍋料理を楽しんでみてくださいね。
吉田めぐみ
野菜ソムリエプロ、ワインエキスパート。
他にも、ベジフルビューティーアドバイザー、調味料マイスター、利き酒師、江戸東京野菜コンシェルジュなど、さまざまな食の資格を持ち合わせ、レシピ開発を中心に、レシピ連載、コラム執筆、カルチャースクール講師、青森野菜専門販売「ひだまりマルシェ」店長など、幅広く食の分野で活動中。昨今、「日本のワインを愛する会」事務局にも在籍し、日本ワインを広める活動に従事。