SALON COLUMN

美食とシャンパーニュ:テタンジェの国際料理コンクール

2019.10.22



美食とシャンパーニュ:テタンジェの国際料理コンクール

秋も深まり、ゆっくりとシャンパーニュを楽しみたい季節がやってきました。
誕生日やクリスマス、パーティでの乾杯・・・様々なシーンで活躍するシャンパーニュですが、「いつも美食と共にありたい」という哲学を持っているシャンパーニュメゾンがあります。それはテタンジェです。



テタンジェは現在も家族経営を貫く名門シャンパーニュメゾンで、フランス大統領官邸のエリゼ宮やノーベル賞晩餐会などで広く使用されています。

そのテタンジェが、フランスの美食文化遺産を保護するために若手シェフを対象とした国際料理コンクールを1967年以来、半世紀以上に渡り支援していることは意外と知られていません。



「ル・テタンジェ賞国際シグネチャーキュイジーヌコンクール」、過去には1970年に故ジョエル・ロブション氏も優勝した権威ある料理コンクールです。 テタンジェの名を冠したコンクールではありますが、シャンパーニュに合う料理を要求することや、テタンジェに関連するルール、審査基準は一切ありません。テタンジェは純粋に「食文化に貢献したい」という信念によりこのコンクールを実施しています。

去る9月12日、その第53回大会の日本大会が行われました。昨年は世界大会で六本木ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションの関谷シェフが優勝、今年はその襷を繋ぐべく浜松町東京會舘の市川シェフが日本代表に選ばれました。来年1月、世界8ヶ国代表が競うパリ大会に出場します。



ファイナリスト(中央が市川シェフ)と審査員の皆さんです。このコンクールは審査員が全員シェフであることも特徴で、優勝者発表後に行われるパーティもシェフ達が主役です。テタンジェファミリーはこのイベントを非常に大切にしており、毎年9月の日本大会には必ずファミリーが来日します。今年の出席者は長男のクロヴィスさんでした。



パーティはシェフ達の懇親の場となっています。提供される飲み物はもちろんすべてテタンジェのシャンパーニュ!



料理コンクールのパーティとあって、会場の東京會舘様が多数の特別料理をご提供くださいました。見た目も美しいパテの数々はテタンジェのロゼシャンパーニュと共に。



今年は贅沢にも、昨年の世界大会優勝者ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションの関谷シェフの優勝料理が再現され、提供されました。「舌平目のターバン仕立て」まさに世界一の料理です。舌平目やホタテを使用したムースとオマール海老のソースの取り合わせは、シャルドネの生き生きとした酸味を活かしたテタンジェのシャンパーニュとぴったりでした。

シャンパーニュは乾杯だけでなく、ぜひ美味しいお料理と共に楽しみたいですね!


サッポロビール株式会社 ワイン営業部 松島 史枝

恵比寿ガーデンプレイス内のワインショップ「WINE MARKET PARTY」勤務や日本ワインのマーケティング等を経て現職。

日本ソムリエ協会認定ソムリエ
WSET Level3 in Wine&Spirits




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