SALON COLUMN

フィリップ・パカレ 2011

2016.09.17



フィリップ・パカレ 2011

連休。東京を脱出して、室温20度の山荘にきている。そして、雨音を聞きながら、今晩はこんなワインを飲んだ。
向かって左、ボディは若く、きっとしっかりしてるだろうと思ったが、意外と熟成が進んでいて、少し寂しい味がした。散り始めた紅葉のように。
右は、久々に飲む自然派のスター生産者、フィリップ・パカレ、2011。これがしっかりと目線の定まったワインで、さすがはロック氏だなぁと感じいった。
素材とは何か。
名店と言われるレストランに行ってさえ、素材のうまさ、素材ならではの醍醐味を伝えることを忘れ、技巧に走っているパターンにでくわす。何をしたいのか、料理人の意図がわからなかったりね。でも、そんな料理って、発見も感動もない。
対して、このロックのワインは「ピノ・ノワールの魅力とは何か」という哲学的命題の彼なりの答えが、感じ取れる。750ミリリットルのこの小さなボトルを通して、ワインというフィールドで、ピノ・ノワールの、この畑の可能性をキッチリと表現している…そんな素敵なワインだった。
これが仮にレストランなら、またこの店で食べたくなり、きっと私は再訪するだろう。



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